各部部会活動

TOP   >   活動状況     >   大分県 研究大会一覧     >   詳細ページ
第47回 大分県公立学校教頭会 研究大会(杵築大会)- 活動報告 -
ご あ い さ つ

大分県公立学校教頭会 会長 和田 喜久美

 全国学力・学習状況テストの結果が公表されました。大分県は,小学校6年生が九州1位,中学3年生が九州4位という結果となり,新大分県総合教育計画で位置づけていた目標を達成しました。学力の底上げ等,各学校での取組が功を奏したものと思われますが,私たちは,今後も一人ひとりの児童生徒の状況をしっかり把握するとともに取組にさらに改善を加えながら,より一層学力向上に取り組まなければなりません。このような学力向上に関する課題をはじめ,体力や運動能力の低下,いじめ問題や不登校など,社会情勢の変化により,学校にはさまざまな課題が山積しています。しかしながら,学習指導要領の中の「生きる力」の育成をめざし,「確かな学力」「豊かな人間性」「健康と体力」つまり知・徳・体をバランスよく育てることが,学校教育の第一義であると思います。私たちは子どもたちの未来を担っていることを誇りに思い,子どもたちの指導に全力を注がなくてはなりません。
 大分県においては,学力の向上,体力の向上に向けて,学校の活性化ならびに教員の意識改革と資質の向上が求められています。平成24年11月,大分県教育委員会が提起した「芯の通った学校組織」推進プランも,今年度は第3フェーズに向けての取組となり,「芯の通った学校組織」の定着となっています。校長を中心に運営委員会が着実に実働されるべく私たち教頭が先頭に立ち,主任等に働きかけることはもちろん,保護者や地域との連携を深めながら,信頼と協働による協力体制を築き問題解決に取り組むことが強く求められています。
 また,平成25年6月「いじめ防止対策推進法」成立,9月施行されました。8条で,学校及び教職員の責務が明示され,13条では,「学校いじめ防止基本方針」の策定が義務付けられています。私たちは,いじめ発生時の組織的対応策等について全職員で共通理解を図り,子どもたちが「安全・安心」に学習できる学校作りを進めていかなければなりません。
 さて,第十期全国統一研究課題「豊かな人間性と創造性を育む学校教育」をうけ,第47回大分県公立学校教頭会研究大会が,8月5日杵築市において開催されました。12の分科会で各郡市から「継続性」「協働性」「関与性」の3つを柱とした提言が行われました。各分科会で熱心な討議が行われる中,自分自身の取組の振り返りと実践に生かせるアイディアの持ち帰りができたのではないかと思います。大分県公立学校教頭会は,職能団体として,今後ますます研究活動の充実を図り,一人ひとりが教頭としての力量を向上させるべく,邁進していかなければなりません。
 終わりになりましたが,本大会を開催するにあたりまして,多大なご支援とご協力をいただきました大分県教育委員会,杵築市,杵築市教育委員会をはじめ,多くの関係機関や団体の皆様,そして,本大会の成功に向けてご尽力いただきました杵築市教頭会の皆様に心から感謝とお礼を申し上げ,「研究録」発刊によせてのご挨拶とさせていただきます。

記 念 講 演

「国東時間とモノツクリ」~田舎で新しい働き方を考える~

 ㈱アキ工作社代表取締役社長  松岡 勇樹氏

(下記より講演内容がダウンロードできます。)
資料ダウンロード(一括)

第47回 大分県公立学校教頭会 研究大会(杵築大会)の報告書等が閲覧できます。
クリックするとファイルが開きます。

※PDFが表示されない方は、ページ下からAdobe Readerをダウンロードしてください。


資料ダウンロード(個別)

第47回 大分県公立学校教頭会 研究大会(杵築大会)の報告書等を分科会ごとに閲覧できます。

※PDFが表示されない方は、ページ下からAdobe Readerをダウンロードしてください。


全国公立学校教頭会_大分大会案内

大分県公立学校教頭会研究大会